公益社団法人

十和田青年会議所

全てはこの街のために

〜勇気ある一歩を踏み出す力、継承する力、友情の力〜

2018年度スローガン

 理事長 基本方針

全てはこの街のために

〜勇気ある一歩を踏み出す力、継承する力、友情の力〜

2018年度スローガン

公益社団法人十和田青年会議所

2018年度理事長 太田格道

 基本理念

 基本方針

勇気ある一歩は友情を育む

その友情は次の勇気ある一歩へと繋がる

先人の想いを受け止め次代へ継承していく

目の前に並ぶ無数の壁をひとつずつ乗り越えて行こう

私達の成長、全てはこの街のために

・青少年育成事業

・文化振興事業

・会員拡大

・JAYCEEとしての資質向上

・会員間交流

・特別会員との交流

 はじめに

 私は2005年に入会し、委員長を経ることなく若くして専務理事を経験させて頂きました。そして数年後、今度は2回目の専務理事をし、その後初めての委員長であるお祭り委員長を経験させて頂きました。それから財政局長、副理事長を経て、長きにわたるJC生活の中でほとんどの役職を担いましたが、順番はかなり複雑で特異なJC歴を経験させていただいております。

入会のきっかけは、行く先々の会合でJC経験者の方々が登壇し、お話しするふるまいが素晴らしく堂々と流暢に話すところを見たときに、私もそうなりたいという想いで自ら入会を申し込みました。誰も知り合いがいなかったのですが、知人の知り合いのJC会員にお願いをしてスポンサーになってもらい入会させて頂きました。

当時のJCはとても厳しく、私にとってはまるで学生時代の部活動のような上下関係に思え、気の引き締まる新人時代を経験し、また、予算や行う事業に対し、真夜中まで討論し合った理事会を経験させて頂き、今まで全くといっていいほど無関係だった世界に足を踏み入れ、わけもわからず、がむしゃらに先輩方について行った記憶が今も残っております。時代が変わり、JCにも様々な手法があって伝え方もやり方も変わってきておりますが、変えてはいけないこともたくさんあります。私自身残りのJC生活が2年を切り、残り少ないJC生活の中で本気で伝えていこうと思った時に、改めて自分のJC歴や学びを見直し見返しました。改めて私はまだまだ勉強不足だと感じることができ、その気付きがまさに継承しようとするときの学びなのかと思えました。

今年度は、たくさんの卒業生が出た後の大切な年です。これは数年前からわかっていたことで、会員が一気に減る敢えて一番厳しく、若いJCメンバーにとってはチャンスのこの年に理事長をやりたいと思いました。自分自身に敢えて修練を、そして学んだことをしっかりと後輩に継承しながら学んできたことを発揮していきたい、そのように思い立候補し承認して頂きましたこと、皆さんに感謝します。卒業生がたくさん出る翌年は、会員にとってチャンスであり、是非そのチャンスを活かしてもらうべく道筋を作って参ります。最後の一日までJCのため尽力し、全てはこの街のために、メンバーと共に成長していこうと思います。

 青少年育成事業

子供たちが少しでも社会や仕事に興味を持ってもらうきっかけとなる事業を行います。学校の授業や部活動、友達同士では経験できない場を与え、微力ながら子供たちの将来の夢を探すお手伝いをしたいと考えます。また十和田市の企業の方と交流をすることで、十和田市の魅力の再発見となり、地元で働きたいという気持ちや進学でこの地を離れても帰ってきたいと思えるような郷土愛を共に育んでいきたいと思います。

 文化振興事業

 近年、少しずつ進歩、発展をみせている私たちのメイン公益事業、第48回十和田市秋まつり中日「お祭り広場」をプロデュースします。十和田囃子競演会は10回を超え、競演会は徐々に秋祭りの中ではなくてはならないイベントになっております。また官庁街通り夜間運行の本部前喧嘩太鼓等も定着しつつあり、近年の中日「お祭り広場」はかつてない盛り上がりをみせており、そこに参加する市民や町内の皆様・子供たちに今年もお祭りの楽しさや意義を学んでもらいたいと思います。そして、たくさんの団体や企業の皆様からご支援を頂いている我々は改めて身を引き締め、文化振興をしながらも我々と関わっていただいている関係者の皆様、市民の皆様との結束を固め、この街のためになっていこうと思います。

 会員の拡大

 十和田青年会議所の抱える課題は、会員減少に加え20代の入会が減少していており、結果JC歴の若年化につながっています。ここ数年、会員拡大に特化しチャレンジしてきましたが、目標人数は達成している反面、20代の入会は滞り継承が難しくなっております。今後も常に問題になるであろうJC歴の若年化。特に今年度はメンバーの7割が3年未満という初めての年になります。会員拡大の際には、個人が率先して十和田青年会議所に入会したいと思わせるような魅力を発信し、若人を成長させるなら十和田青年会議所だ、と皆さんに思って頂けるような魅力も発信していき、会員を拡大していこうと思います。人が大事、人も大事。会員拡大こそ、我々の運動の原動力に比例していくと思い、この街のためになりたいという強い想いのある同士や若人を増やしていきたいと思います。

 JAYCEEとしての資質向上

 会員拡大と連動して行わなければならないとても大切なところですが、近年、公益事業に尽力してしまうことと、会員拡大に集中してしまうこと、どちらも大切なことですが、どうしても資質向上がおろそかになってしまっているのが現状です。また、資質向上と会員拡大両方が大きく伸びた年はあまり記憶がありません。それだけ難しいことだということです。しかし、我々はこれに立ち向かわなければなりません。地域連携室にはたくさんのアイデアと工夫を委員会で揉み、委員長を中心として理事会にぶつけて頂き、全体で資質向上に向かっていきたいと思います。資質向上はJC内だけでなく、会社・家庭・他団体活動などでまさに発揮してもらいたいと思います。各場所で我々の資質を発揮し、そして吸収することで様々な場所で相乗効果を産み、互いに魅力を発信していくことでこの街のためになっていくと思います。

 会員間交流

 JCにおける友情は、20~40歳という広い年齢範囲の中でうまれ、おおよそ普段の生活では起こりえない深い友情や、兄弟・家族のような関係になっていくのが我々の最大の利点と言えます。そして、毎年各事業で行う挑戦は、本気に挑もうとする会員、またそれに協力しようとする会員が増え続けます。この行為こそが一年間かけて進む友情のスタートなのです。一年後にどれほどの結束になっていくか、よりよい道筋をつくっていきたいと思います。友情の力というのは、その団体の魅力として、地域の皆さんに届いていきます。会員間交流でつける友情を我々の原動力として養っていきたいと思います。

 特別会員との交流

 十和田青年会議所62年の歴史。私は長年在籍しているので全て理解していると思っておりましたが、大先輩方と話すとまだまだJCを理解していないと思い知らされることがよくあります。先輩方との交流は、当時の経験を知るとても大切な時間であり、たくさんの成功談や失敗談を短時間で聞くことができるまさに大変貴重な時間であります。それを会員にも共有してもらえるように、もっとたくさんの継承をしてもらえるよう、機会を作りたいと思います。会員間同士では決して得ることができない成長ができると思います。

 結びに

 今年度は十和田青年会議所62年の歴史の中で、メンバーの平均JC歴が2.9年と最も少ない年となります。10年以上の経験を持つのは私しかおらず、継承するためには大きな工夫が必要です。ただ、JC歴が若いのが全てマイナスではありませんし、むしろプラスの面を強く感じます。斬新なアイデアを発揮することができる大きなチャンスの年であります。自身の意見や提案はJC歴に関係なく、物怖じすることなく、常に手をあげてチャレンジして欲しいし、たくさん恥をかいて、失敗して、また来年につなげようとする活力を身につけてほしく思います。何度もチャレンジを繰り返しているといつの間にか大きな友情や固い結束が生まれてきます。友情と結束の繰り返しは、雪だるま式に我々の能力を開花していきます。その結果、我々の魅力が発信しなくても溢れ出し、「十和田青年会議所に入会したい!」「自分を成長させたい!」という希望が相手側からやってくるような魅力溢れる団体にし、全てはこの街のために地域貢献をしていきたいと思います。

公益社団法人十和田青年会議所

Junior Chamber International Towada

〒034-0082 青森県十和田市西二番町4-11

TEL 0176-23-1958  FAX 0176-25-2464

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